必勝しゃもじの印象

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Monday,March,27th,2023 曇り

8年前、岸田総理が岸田外務大臣だった時、必勝しゃもじでは無かったが幸運と福を呼ぶしゃもじをプレゼントした時があった。
相手は名前は忘れたが韓国の外交部長官だった。私はあの長官がキャラクターとして大好きだった。

ああ、今日はちょっと後すぎ。とか、右に寄ってるかも、とか。
かぶり物をチェックするのが好きだったのだ。あのしゃもじの後ろには、ア〇ランスとかアー△ネイチャーとかのパンフレットが添えてあるんだ、とか一人で想像してはにやにやしていた。
日韓修好50周年のセレモニーだったか、それに合わせた会談だったか、だと思う。

その数か月後、歴史での問題なのだが、ある炭鉱の作業員の扱いで世界記憶遺産の申請ができるとかできないとかで、騒ぎになった。
忙しそうに速足で駆け巡る大臣の姿が報道されていた。大臣の顔に浮かぶ汗は、働き者の汗と言うよりも、慌てふためいている人の汗に見えた。
大臣が対応している相手は、しゃもじを送った長官だった。

自分のしゃもじの印象が悪くなった出来事だった。

ウクライナのしゃもじで、あの時のしゃもじの印象を吹き飛ばしてもらいたい。
良い印象のあるしゃもじになってもらいたい。

本当にそう願っている。

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