Thursday,March,23rd,2023 雨
昨日、西大使がニコライ皇太子結婚という電報を送ってきた。と言う資料の説明がわかりにくいというネタを書いたんだけど、なぜ、西大使は婚約って単語を使わなかったのか気になってしまった。
で、ちょっと頭によぎったのが、この時代「婚約」と言う言葉が無かったのではないか。もっと最近になってくるられた和製漢語だったりするんじゃないか。と思った。
辞書を出して調べてみた。私の使っている辞書は、三省堂の「全訳 漢字海 第2版」
「婚」の項目を調べる。「婚姻」「婚家」「婚宦」「婚戚」・・・。「婚約」が載っていない。
これは漢文由来の単語じゃないかもしてない。漢文由来なら婚を約するで、「約婚」になるかもしれない。
「婚約」を中国語でなんて言うか調べてみた。自動翻訳「订婚」と書いてある。
なんだこのしっぽの切れたしんにゅうみたいのは。「订」繁体字で「訂」だ。ごんべんの略だった。
「訂」約束を取り決めるという意味がある。
そんなことを調べていたら、韓国語では、「婚約」を意味する語は「約婚」であると書いているブログを見つけた。
「婚約」大陸由来の単語じゃない。和製漢語の可能性が大きい。
「婚」①男女が縁組する。結婚する。②嫁をめとる。③婚姻関係をもつ。、名詞で①妻の父。②縁組。婚姻関係。とある。
へー。妻の父と言う意味があるんだ。じゃー夫の父はなんだ。「姻」だった。
これって結婚を通じて家族同士がお近づきに成るってことじゃないかな。
ニコライ皇太子とアレクサンドラ姫の結婚は、ロマノフ家とヘッセン大公家の結びつきで、国家間の絆が出来たことなんだから、西大使は「結婚」じゃなく「婚姻」の単語を使って報告した方がロシアの情勢を伝えるには適していたかもしてない。
「婚」②嫁をめとる。 か・・・「姻」は女子が嫁ぐこと。 あれっ・・これちょっと男側目線すぎないか。やばくないか。限りなく男と女の平等を考える人たちに見つかったら駆られちゃうんじゃないか。「婚」及び「姻」は敵を作っちゃているかもしれません。
「婚」常 コン って書いてある。ひょっとして「婚」は常用漢字なのか。「婚」はそのうち意味が変わってしまうような事があるかもしてない。今宵なく平等を愛する人たちに攻められたら、文科省もただではいられないかもしれない。・・・文科省はすでに動いているかもしれない。(思いっきり陰謀論)
この辞書の良いところは、その単語が中国古典の中でどのように使わてているかが記しているところだったりする。
「婚」【動詞】①男女が縁組する。結婚する。[例]同姓不婚《国語・晋四》 どういう意味だ。「同姓のあいだでは結婚しない」
ああああああああああああああああああああああああああああ!もう一団体テキに回してる。
ああ、なんかちょっとショック。 ユア ショック!!
